ラレコ山への道:国際交流員「目からウロコ」

#13 TRICK OR TREAT

2016年10月

 秋がやっと来ました! 夏の蒸し暑さから逃げられてよかったです。これからは、セーター、マフラー、ビーニー帽などの秋っぽい服とアクセサリーを着ることにします。そうだ、こたつも点けようかなあ……。秋はやはりいい季節ですね。
 秋と言えば、パンプキン(パンプキン・スパイス、パンプキン・パイ等)、紅葉、涼しい天気、そして最後に、もちろん、ハロウィンが頭に浮かびます。10月になったら、何でもかんでもハロウィンのことです。ハロウィン・キャンディや菓子、飾りなど、店の商品は全部ハロウィン・テーマのものに替わります。
 ハロウィンの始まりを知っていますか? history.com によると、ハロウィンは古代の「サーウィン」というケルトの祭りから来ました。サーウィン祭りでは、夏の終り、収穫、冬の初め等を祝いました。ケルト人は10月31日に死者の幽霊がこの世に戻ってくることを信じ、この行事を祝うために、動物の頭と皮でできた衣装を着たそうです。さて、現代のハロウィンのポイントをいくつか紹介したいと思います。


■店でハロウィン

 10月(または秋分や9月の中旬ごろ)になったら、ハロウィン・グッズが全店で現れてきます。9月の1週間目にはもう、100円ショップでハロウィンの飾りやコスチューム、メイク等が売っていたことにびっくりしました。ホリデイ・テーマの商品は年ごとに前年より早く販売することにしているそうです。私にとって、ハロウィンの大好きなポイントのひとつは、バレンタインデーのように、当日の次の日には、チョコレートやキャンディ、ハロウィン・グッズ等が割引で買えることです。キャンディを買う必要があれば、是非11月1日か2月15日まで待つ方が良いでしょう。


■飾り

 ハロウィンの雰囲気を作るのには、家を飾り付けるのが一般的です。偽物のクモの巣、庭にパンプキン、窓にシールや照明、庭の土から偽物の腕等の飾りがあります。でも、一番ハロウィンっぽい飾りはやはり、カボチャちょうちんまたはジャック・オ・ランタン(jack-o’-lantern)ですね。ジャック・オ・ランタンの作り方は簡単です。まず、好きな顔をかぼちゃに描く。そして、上部をナイフで切り抜き、かぼちゃの中身をかきだす。そして、顔を描いたパーツを切っていく。最後に、ろうそくをかぼちゃの中に入れる。完成です! ぜひジャック・オ・ランタンを作ってみてください。


■Trick-or-treating

 ハロウィンが近い週末になると、子どもたちが「Trick-or-treating(トリック・オア・トリート)」をしに行きます。「Trick or treat」は「お菓子をくれないといたずらするぞ」という意味です。子どもたちはコスチュームを着ながら、カボチャ形のバスケット、まくらカバー、かばん等の入れ物を使い、近所の家を「Trick or treat」と言ってまわります。1年に1度、かばんいっぱいのキャンディをもらえることは、子どもたちにとって夢みたいなことですが、中には食べ過ぎてお腹を壊す子どももいるので、要注意です。

 

 Happy Halloween, everyone! 今年も良いハロウィンを!


目からウロコ
 毎年秋に開催されている宇奈月の「モーツァルト音楽祭」に、高岡市のALTエリースさんと一緒に、ボランティアとして参加しました。二人ともコスチュームを着て白いかつらをつけて、モーツァルトとして来場の皆様に挨拶しながら、宇奈月温泉街を歩き回りました。いろいろなパフォーマンスも聴けて、すごく楽しかったです。宇奈月を背景にクラシックの曲を聴き、実にリラックスできました。ボランティアと演奏者の皆さん、素晴らしいイベントでした。お疲れさまでした!

(2016年10月 COLARE TIMES 掲載)

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