ラレコ山への道:国際交流員「目からウロコ」
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COLARE TIMES
アメリカの大統領選挙
2008年2月
今年の11月にアメリカの大統領選挙がありますが、その選挙に出ようとしている人は去年から活動をしています。今はちょうど予備選挙の時期です。アメリカの民主党と共和党は予備選挙を行い、夏に選ばれた候補を発表します。どちらの党もまだ候補がたくさんいますので、今回その候補の中で1番強い6人を紹介します。
■ 民主党
[ヒラリー・クリントン]
現在、ニューヨーク州の上院議員です。クリントンさんは去年1番人気のある候補でしたが、最近応援している人が少し減っているみたいです。もし大統領になったら、経済や健康保険の問題を直しながら、テロ対策に力を入れて安全を守るように約束しました。イラク戦争も反対していますから、少しずつ軍隊の人数を減らす予定にしています。しかし、完全に撤退するつもりはなさそうです。
[バラック・オバマ]
現在、イリノイ州の下院議員です。他の候補より経験が少ないですが、一般の政治家とちょっと違うイメージがあります。オバマさんは若くて、アメリカのイメージを直せると信じている人が多いです。イラク戦争を最初から反対しています。アイオワ州で1番最初の予備選挙を勝ちました。
[ジョン・エドワーズ]
2004年の予備選挙に負けて、副大統領の候補として本番の選挙に出ました。エドワーズさんは議員としてイラク戦争を認めましたが、その判断を後悔していると言いました。環境問題、経済、そして教育に力を入れています。誰でも無料で大学に行ける制度を作ろうとしています。
■ 共和党
[ミット・ロムニー]
イラク戦争を応援しています。大統領になったらテロ対策に集中して、税金を減らすことを約束しました。イランや北朝鮮に関してかなり強い視点を持っています。しかし宗教はモルモン教で、モルモン教を認めないアメリカン人が多いので大統領選挙が勝ちにくいでしょう。
[マイク・ハッカビー]
キリスト教を信じるアメリカ人の応援をもらうために、社会的な問題に集中しています。イラク戦争を応援していますが、他の候補よりやさしい外交政策で進むべきだと論じています。イラン等に直接話し合いをしてみたいと言いました。
[ジョン・マッケイン]
イラク戦争を1番強く応援している候補です。そしてイランの核施設の発展を絶対許さないとよく言っています。しかし経済的な問題については、共和党の基本的な要項にほとんど反対しています。税金を減らすより国債を直したいと言いました。
今年の予備選挙はいつもより接戦になってきたので、誰が勝ちそうかまだ分かりません。2月に入ってからもっと明らかになるでしょう。
今シーズン、スノーボードをよくしています! 去年初めてボードしたけど、なんとなく滑れるようになりました。よく転んでしまうけど、だんだん上手になってきたと思います。これからも頑張ります!
(2008年02月 COLARE TIMES 掲載)