ラレコ山への道:国際交流員「目からウロコ」

#09 ゴールデンウィーク!

2025年6月

最近気温が高くなっていますね! みなさん元気ですか? 今回は5月のゴールデンウィークの冒険のひとつ、お父さんと一緒に立山の雪の大谷まで見に行った事について書きます。5月の上旬、家の用事でお父さんが来日していたのですが、せっかくだからと富山まで来てくれて、県内を回っていました。その道中、突然、「雪の大谷を見に行こう」という話になりました。

5月5日の月曜日、8時頃に黒部を出発しました。地鉄より車の方がのんびりな感じで楽かと思ってましたが、9時半には駅周辺のすべての駐車場がすでに満車でした。結局、立山山麓スキー場の駐車場にしか停められなかったのですが、幸いなことに駅までのバスサービスがありました。雪の大谷から黒部ダムまで行く気があったのですが、流石に当日はもう売り切れでした。唯一残っていたのは昼直後からの室堂までの切符だけでしたが、逆にゴールデンウィーク最中の飛び入りで室堂(雪の大谷)まで行けるなんて感謝です。

ケーブルカーの出発までかなり時間があったので、周りの施設を回ることにしました。訪れた中で、立山カルデラ砂防博物館が特に良かったです。立山連峰と富山県の地質、そして土砂災害に対しての対策と砂防ダムの情報がすごく面白くて、思ったよりも大きくて立派な施設でした。前から黒部峡谷・黒部川について少し教えてもらっていましたが、今回は立山連峰の地質歴など、すごく勉強なりました。それに加えて新しい英語を1つ習いました。「カルデラ・Caldera」とは、火山の噴火によってできた凹地を表す地質学用語です。

3時頃でやっと室堂に着きました。実は立山を何度も登ったことあるのですが、今回初めて見た春の雪景色は素晴らしかったです。夏や秋とはかなり違って、まさにウィンター・ワンダーランドでした! どこを見ても真っ白で、逆に眩しすぎて目が疲れちゃいました。展望台と雪の野原を少し歩き回ってから雪の大谷に向かいました。富山の名勝として写真で何度も見たことはありますが、やはり目の前で実物を見るのは違います。スタッフから聞いたことによると、5月上旬にここまで雪が残っているのはかなり珍しいそうです。高さが13m以上の雪壁の前に立つと、自分はとても小さな存在だと思いました。それに加えて、雪壁に様々な言語で書かれた落書きも意外に面白かったです。この富山の秘境とも言える場所に海外の旅行客が来てくれるというのは凄いですね。

帰り道には、ゴールデンウィークによる大勢の観光客の存在を改めて理解しました。室堂から降りるバスに乗るため、列に並ぶ必要があります。しかし、ゴールデンウィークの影響による混雑のせいで、なんと1階の出口から4階の展望台まで長蛇の列になって、乗るまで1時間以上かかりました。最悪、美女平から立山駅までの最終トワリーカーに間に合わなかったら歩かないと行けないという心配も少しありましたが、全員が降りるまで営業は続いてくれました。

黒部ダムまで行けなくて残念でしたけど、予約せずゴールデンウィークの最中で雪の大谷まで行くことができたのは十分ありがたいことです。立山駅で時間の余裕があったおかげでカルデラ砂防博物館もゆっくり楽しめることもできたし、初めての立山の雪三昧も良かったです。

以上が私の思いつきゴールデンウィーク旅でした。

冬の地獄谷

雪の大谷

雪の大谷の雪壁

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