カーターホール

凍てつく冬の夜の静寂に、限りない宇宙の神秘を想ったことはありますか。
深い闇と空間につつまれたとき、
人は想像を超えたいのちのおおきさに身震いすることがあります。
そんな、開演前のひと呼吸の深さを、
カーターホールは知っています。

ホール全体にかもし出される、ゆたかな空間性。
美しい曲面にふちどられたバルコニー席は
1席ごとにわずかに高さがちがうベルリンフィルハーモニーの様式で、
高品質をめざした音響プランの一端を、のぞかせています。
さらに“Mrs.モルソフ”(椅子)の、秘められたドラマ性。
この小宇宙の観客となるか、それとも観客を魅了するか、
あなたの物語はあなたから始めてほしいと、願っています。

 
ホワイエ   客席から見たステージ
  ■Mrs.モルソフによせて  設計者:新居千秋

 私はバルザックの「谷間の百合」で、Mrs.モルソフに口づけをしたフェリックスが出てくるような劇場をめざしている。 劇場には音のためだけではない、物語をつくりだす空間も必要なのだ。後ろ姿の美しいこの椅子から、ひとつの物語が生まれることを期待して、この椅子を“Mrs.モルソフ”と名付けた。
 



客席数
886席
舞台面積
約500平方メートル
プロセニアム間口
約14.6〜19.0m
プロセニアム高さ
7.2〜13.4m
奥行き
10.9m(ホリゾント幕まで)
すのこ高さ
22m
 
吊物設備
バトン 12本
照明バトン 8本
幕用バトン 9本
音響反射板 一式
スクリーン 一式
舞台照明調光器
185台
オーケストラピット
42〜67平方メートル
映写設備
16/35mm兼用映写機2台




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