映画の森



 監督・脚本を務めるのは、初めての長編商業映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)が、日本アカデミー賞主要6部門を含む国内の映画賞計34部門を受賞した、中野量太。
 原作は、直木賞受賞作家・中島京子の同名小説「長いお別れ」。認知症を患い記憶や言葉を失っていく自身の父親と暮らした日々の実体験をもとに、ただつらいだけの日常を描くのではなく、笑いも交えたあたたかく切ない筆致でつづった作品です。第10回中央公論文芸賞、第5回日本医療小説大賞を受賞しています。
 近い将来65歳以上の1/5が発症するという、今や他人ごとではない認知症。父の発症により、自分自身の人生と向き合う事になる家族の7年間を、あたたかな眼差しをもって優しさとユーモアたっぷりに描いた本作。刻々と変化する時代に変わることのない大切なものを問う、昭和、平成、そして令和へと繋がれる希望に満ちた作品が誕生しました。


 父の70歳の誕生日。久しぶりに帰省した娘たちに母から告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実だった。それぞれの人生の岐路に立たされている姉妹は、思いもよらない出来事の連続に驚きながらも、変わらない父の愛情に気付き、前に進んでいく。ゆっくり記憶を失っていく父との7年間の末に、家族が選んだ新しい未来とは……。

2019年/日本/127分/日本語[日本語字幕付]
※セリフが字幕で表示され、より多くの方に作品を楽しんでいただくための上映です。内容は通常版と変わりません。

[スタッフ]
監督:中野量太
原作:中島京子『長いお別れ』(文春文庫刊)
脚本:中野量太 大野敏哉

[キャスト]
蒼井優 竹内結子 松原智恵子 山崎努
北村有起哉 中村倫也 杉田雷麟 蒲田優惟人

2020年1月5日(日) 開場13:30 開映14:00
黒部市国際文化センター コラーレ(カーターホール)
全席自由 一般1,000円 高校生以下500円
●この公演は黒部市の助成により低料金でお楽しみいただけます。
■主 催:公益財団法人黒部市国際文化センター


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