うたげのテント:イベント情報
朗読劇「富山版 蜘蛛の糸」「水仙」
演出:本木克英
脚本:谷本佳織
女と男の思い違い、すれ違い
富山の才能が集結した最高の泣き笑い舞台!
富山を代表する3人による、コラーレだけの特別朗読劇が実現!
チケット発売中!

[第1部]
芥川龍之介「蜘蛛の糸」(富山弁バージョン)
俳優・室井滋と西村まさ彦の二人が、芥川龍之介の名作を富山弁朗読劇で披露します。
お釈迦様が極楽の蓮池のほとりを散歩していたところ、遥か下の地獄の血の池で一人の男がもがいているのが見えました。この男は生前、殺人や放火などたくさんの悪事を働いた大泥棒。そんな男でも生涯に1度だけ、道端の小さな蜘蛛を足を上げて踏み殺そうともしましたが、小さいながらも命のあるものと、思いとどまり助けてやったことがありました。それを思い出したお釈迦様は男を救い出してやろうと考えて、地獄に向かって蜘蛛の糸を垂らしたのです。男は1本の銀色の糸に気づき、必死に糸を上り始めます。かなり上ってきた男が、ふと下を見ると何千何百という罪人が重なるように上ってきています。
1本の蜘蛛の糸に大勢ぶらさがった罪人を、名優二人が演じ分けます。
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[第2部]
林芙美子「水仙」
男と女の腐れ縁は、恋愛だけでなく親子の間にもあります。
戦中戦後の厳しい状況下、たまえは駆け落ちをしたものの、男には捨てられてしまいます。たまえは息子の作男を女手ひとつで必死に育ててきました。一方の作男は体も意思も弱く、何をやるにもいい加減な男。たまえは40歳という年齢を迎え、若さもなく頼れる男もなく落ちぶれ、金の無心にくる息子と言い争いばかりしています。息子がいなかったら、息子さえいなければ、もっといい人生が送れたのでは……と母は思い、息子もそんな母を疎ましく思いながらも離れることができません。そんな時、作男は北海道の炭鉱の働き口を紹介され、行くことに。出発の日、親子で歩く銀座は楽しそうな人ばかり。別れがたいが、でもどこかでホッとするたまえ……。
親子という男女の心模様が複雑に絡み合い、切なく迫ります。
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[第3部]
トークショー
富山最高トークショー!! 出演の二人に加え、演出を担当した映画監督・本木克英が、朗読劇の誕生秘話や富山の思いと魅力をしゃべりまくります。
日程 | 2022年09月03日(Sat) 開演16:30 |
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開催場所 | 黒部市国際文化センター コラーレ(カーターホール) |
料金 | 全席指定 4,000円 [プレイガイド]コラーレ、黒部メルシー、チケットぴあ(セブン-イレブン、ファミリーマート等)Pコード 513-663 |
クレジット | ■主催:公益財団法人黒部市国際文化センター |
備考 | ●未就学児の入場はご遠慮願います。 —————————————– ●手洗い、消毒液のご利用をお願いいたします。 —————————————– |
黒部市国際文化センター コラーレ
〒938-0031 富山県黒部市三日市20番地
TEL. 0765-57-1201 FAX. 0765-57-1207
info@colare.jp http://www.colare.jp/
開館時間:9:00 – 22:30(土曜 – 23:00)/毎週水曜休館
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