ラレコ山への道:国際交流員「目からウロコ」

東北地方太平洋沖地震に対してアメリカの反応

2011年4月

 3月に東北地方太平洋沖地震が起きた後、世界中の国が支援ややさしい言葉を日本に贈りました。アメリカには津波の映像を見て感動した人も多いけれど、経済や環境の長期的な結果がどうなるかを悩んでいるアメリカ人も少なくありません。

 私は地震が起きたらすぐにインターネットで家族に連絡を取り、そしてお母さんにも電話しました。それでも、アメリカにいる家族や友だちが今でもとても心配しています。私の友だちの中にも家族に早く帰ってほしいと言われている人がたくさんいます。ほとんど被害が出なかった富山県にいるとしても、海外にいる家族はとても不安で仕方がありません。

 現在、アメリカの政府から日本滞在アメリカ人の帰国指示がまだ出ていませんが、念のために帰った人がたくさんいます。アメリカの大使館が被害に遭ったアメリカ人を支援するためにスタッフを増やしましたが、安全のためにその職員の家族がアメリカに帰るように勧められています。

 オバマ大統領とクリントン国務長官が人道支援を約束し、救援活動のために1万2750人の要員と20隻の艦船が米軍に派遣されました。アメリカのNGOも積極的に募金活動を開始しています。3月19日までに、アメリカは約2,300万ドル分の支援を準備してきました。

 アメリカの政府は冷静な支援を申し出ていますが、アメリカのニュースが原発の問題に集中しすぎて、パニックを起こしそうになってきました。CNNやフォックス・ニュースみたいな全国放送網が原発問題に関する不明確な情報を流してしまったこともあって、福島第一原発から出ている放射性物質がアメリカまで渡って重大な危機になるような報告も出しています。そんなニュースのせいで、多くのアメリカ人が原発の問題に悩みすぎ、食べ物や水がない状態でがんばっている津波の生存者をあまり考えていません。

 富山県がまだ安全で被害に遭ってないことを心から感謝しています。アメリカにいる家族が心配しているとわかっていますが、アメリカに帰るつもりはありません。日本がなるべくはやく復活するように祈っています。




目からウロコ

 東北の地震が起きてから、アメリカの海軍が支援活動「トモダチ作戦」のために韓国に駐留していた原子力空母ロナルド・レーガンと他7隻の艦船が出動しました。仙台市の近くで自衛隊と協力し、ヘリコプターで救出活動を行いました。しかし、福島第一原発の事故の影響でロナルド・レーガンが放射性物質に汚染されてしまい、除染を開始しました。

(2011年04月 COLARE TIMES 掲載)

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