ラレコ山への道:国際交流員「目からウロコ」

冬の祭り

2009年1月

 冬のお祝いと言えば、日本ではお正月が一番大事な日でしょう。クリスマスの習慣も日本で流行っていますが、アメリカでも当然、クリスマスと大晦日を祝う人が圧倒的に多いです。しかし冬の季節には、クリスマス以外にも祭りがいくつもあります。そのふたつは「ハヌカー」と「クワンザー」という祭りです。クリスマスほどではないけれども、毎年多くのアメリカ人が祝っています。

 「ハヌカー」はユダヤ教の祭りですが、クリスマスとは一切関係がありません。紀元前165年、反乱によってエルサレムにある教会が神聖化されたことを記念する祭りです。当時、神聖化のために聖火をつけましたが、油が1日分しかありませんでした。しかしその油は、新しい油を用意するまでの8日間燃え続けたといわれています。そのため、ハヌカーは8日間の祭りで、毎日ろうそくを1本ずつ灯します。

 ハヌカーはクリスマスみたいにプレゼントを交換する習慣はありませんが、子どもたちはドレイドルという独楽で遊びます。お祭りの間、毎日家族でいろいろなお祝いをします。例えば、夕方にはろうそくを灯し、お祈りしたり歌を歌います。昔は子どもにお小遣いをあげる習慣がありましたが、最近は珍しくなってきました。クリスマスはキリスト教にとって重要な祭りですが、ユダヤ教にとってハヌカーは比較的主要ではありません。ユダヤ教徒はその間も普段通り仕事や学校に行きます。しかしクリスマスと同じ時期にあるので、ユダヤ教とまったく関係のない人でもハヌカーのことをよく知っています。最近では、アメリカにいるユダヤ教の家族はクリスマスのようにプレゼントを交換するようになりました。それを見て、ハヌカーがユダヤ教のクリスマスだと思ってしまう人もたくさんいます。

 そして12月に入ると「クワンザー」という祭りもあります。1966年、人種平等の関心を高める上、アフリカ系の人が自分の文化をより深く理解するようになるためにと、ロン・カレンガという人が提唱してはじまった祭りです。毎年12月26日から1月1日までの間、祝います。この祭りは宗教的な祭りではないので、クワンザーに参加する人はクリスマスも祝っても大丈夫です。アメリカに住んでいる黒人ほとんどがキリスト教を信じているので、両方に参加する人も多いです。お祭りの間、家をアフリカの布などで飾ったり、伝統的な音楽を奏でたり、アフリカの歴史や文化に関するいろいろな活動をします。大きい食事会もあります。

 12月にアメリカへ行ったら、どこに行ってもクリスマスの準備に夢中な人をよく見かけます。しかし一方で、クリスマスのお祝いに参加しない人もたくさんいます。アメリカにはいろいろな文化や信教があるので、冬季の楽しみ方もたくさんあります。


目からウロコ

 12月11日にコラーレで、国際交流ワークショップの「クリスマスパーティー」をしました。みんな手巻き寿司やピザを食べながら、いろいろな楽しいゲームに参加しました。私もバンドで演奏しました。コラーレのスタッフ二人ともう一人のメンバーで4人バンドを組んで、大人気のクリスマス歌を弾きました。今年もお客さんがたくさん来てくれて嬉しかったです。バンドのメンバーと準備の手伝いをしてくれた方のおかげで、とても楽しいパーティーができました。

(2009年01月 COLARE TIMES 掲載)

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