ラレコ山への道:国際交流員「目からウロコ」

アメリカのお正月

2008年1月

 アメリカの年末はよく「ホリディー・シーズン」と呼ばれています。なぜなら、クリスマス、ハナカ、お正月など、いろいろなお祝いがあるからです。この時期は学校が休みで、家族がよく集まるときです。クリスマスのような宗教的な祝日はお正月より大切にされています。しかし、お正月にもいろいろな習慣があります。

 一般のアメリカ人は新しい年を待っている間、パーティーをします。パーティーの内容は人によって違いますが、飲んだり踊ったりすることが多いです。そしてニューヨークではカウントダウンがあります。人がいっぱい集まって、0時を楽しみにしながらライヴなどを見ます。このイベントは毎年テレビで放送されていますが、時差があるので違う町のカウントダウンではニューヨークのカウントダウンに合わせるために後で放送されることもあります。0時になったら、みんなが大きい声で「Happy New Year!」と言って、シャンパンを飲みます。隣の人をキスする伝統もあります。その後、もう少しパーティーをして、みんな帰ります。お正月は普通に休みなので、何もしないで家で休むことが多いです。

 アメリカにはお正月の伝統がもうひとつあります。それはレゾルション(resolution)というものです。レゾルションは自分の生活を変えるための約束、新年の誓いです。例えば、「今年5キロを減らす」か「去年より家族と一緒に過ごす」など、いろいろな約束ができます。やせるように約束する人が特に多いので、ジムやダイエットセンターではいつも1月にセールがあります。お金を貯金したい人、恋人が欲しい人、そして結婚したい人も多いので、そういうレゾルションもたくさんあります。しかし、レゾルションの約束をする人は多いけれど、ほとんどの人がすぐあきらめてしまいます。

 絶対あきらめるとわかっているから、私はレゾルションの約束をしません。それに、生活を変えたいなら、次の年を待つよりすぐやってみた方がいいと思います。私の家族や友だちもしないと思います。実際にレゾルションをする人が多いか少ないかわからないけど、お正月の時にしない人でも今年にどうなるかなと考えて、何か変えようと約束しなくても何かが変わると信じているでしょう。アメリカの正月はそういうときです。


目からウロコ 目からウロコ

 12月にコラーレのマルチホールで、国際交流ワークショップ主催の「クリスマスパーティー」をしました。大人も子どもも楽しめるアトラクションがたくさんあって、すごく楽しかったです。みんなでピザや手巻き寿司を食べ、いろいろなゲームなどをしました。プレゼント交換もありました。そして私は、3人のバンドでクリスマスの歌を演奏しました。初めて人前で歌ったのでちょっと緊張したけど、うまくいったと思います。クリスマスパーティーは毎年やってますので、来年ぜひ来てくださいね!

(2008年01月 COLARE TIMES 掲載)

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