ブレット・クインビー #42

アメリカにおける不法滞在の問題
 
 現在、アメリカ合衆国に不法滞在の外国人が約1,150万人います。移民で創られたアメリカは昔から外国の人をよく歓迎しますが、不正な方法で国に入る人が増えて、いろいろな問題を起こしています。この問題を解決する方法にはいくつも意見がありますが、アメリカの政府はまだ対策を検討しているそうです。
 今アメリカにいる不法滞在の外国人の中で、約57%がメキシコ人で、24%が中南米の国から来ているから、全部で81%がスペイン語を主に話すヒスパニックの人です。残りの19%はほとんどアジアの国から来ています。貧しいところから逃げて、アメリカの比較的に高い給料で貯金するつもりで来る人が多いです。貯まったお金を自分の国で待っている家族に送ったり、いつか国に戻れるようにと貯金したり、まったくアメリカで永住する気がない人もいると思いますが、ずっとアメリカにいて新しい生活を始めたい人もいるでしょう。
 不法滞在は2種類にわかれています。ちゃんと受けた在留資格が切れても自分の国に戻らない不法残留と上陸許可を受けないで在留資格のないままで国に入ってしまう不法入国です。メキシコや中南米から来る人は大体不法入国をします。こういう人たちは捕まらないように夜中にこっそりメキシコからアメリカに入りますが、どうやって入ればいいかわからないのでお金を出して暴力団などに協力を求める人も多いです。メキシコから不法入国をする人は、アメリカとメキシコの間にある大きな川を橋のないところで渡ったり、貨物列車の上に乗ってアメリカまで行ったり、とても危ない行動をしています。途中、事故で命を落としてしまう人もたくさんいます。
 多くのアメリカ人は、不法滞在の外国人が市民から仕事を奪ったり、暴力的な犯罪を起こしたり、みんなに迷惑をかけるような行動をすると思っているので、政府にどうにかしてほしいという要求がよく出ます。しかし、不法滞在の影響がまだ検討中の上で、人数が多すぎて全員を強制退去させるのも無理だと考えられています。それに両親が不法滞在の外国人だとしても、アメリカで産まれた子どもがアメリカ国籍となるので、そういう家族の事情がさらに複雑になってしまいます。
 アメリカに移民したい人は法律を守って、ちゃんと在留資格かアメリカ国籍を受けるべきだと私は思います。しかしすでにアメリカで生活している不法滞在の外国人に対しては、強制退去より法律上でアメリカ国籍をとる機会を与えた方がいいと思います。

 9月23日に、国際交流ワークショップで五箇山に行きました。天気がちょっと悪かったですが、初めて行ったのでとても面白かったです。またこんど家族で行ってみたいと思います。

(2010年10月 COLARE TIMES 掲載)



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