2月12日に帰国して次の公演の準備に入りました。3月11日から北九州芸術劇場で新作「とき」を上演するのですが、それよりも24日から世田谷パブリックシアターで上演する「うつり」が心配です。何しろ2年半ぶりの上演となります。
京都から岩下を呼んで全員で稽古をするのですが、その合間を縫って、富山で新作の舞台装置を製作します。パリの舞台装置は今後のためにパリに残してあるので、日本では改良版を新たに製作します。私の母は癌治療のため半年前から入院しているので富山の家は無人となっていて、飼い猫の「たま」だけが住んでいます。食事や風呂は外で済ませ、家では作業と寝るだけです。
27日には娘の舞が、膝の靱帯移植手術のために前橋の病院に入院しました。
北九州を皮切りに5月下旬まで、「とき」「うつり」「金柑少年」ボゴタ公演、日本地方都市で「かげみ」「ひびき」と続き、わずかな隙間はダンスワークショップが埋めています。3週間で各作品の準備と富山からの荷出し体制を整えておかなければなりません。あまりの忙しさに、時差ぼけに悩まされることもなく、とにかく算段と準備で毎日が過ぎて行き、熟睡の日々を送りました。
すべての準備を済ませ、ようやく3月6日から北九州芸術劇場で稽古に入りましたが、翌日富山で舞台装置を積み込んでいる現場から、トラックに積みきれないと連絡が入りました。稽古を中断して携帯電話で、梱包を解いてバラ積みするようにそれぞれの物品を確認しながら指示を出しました。
北九州芸術劇場にて、3月11・12日、新作「とき」上演。
|